植嶋 夏基Uejima Nastuki
2018年度入社
品質保証部 品質管理課
01.現在の仕事内容を教えて下さい。
大きく分けて2つの業務があります
①社内業務:生産品の品質確認や、不良品をお客様に納品してしまうことがないように、製造部と議論しながら、品質に対し影響が起こりうるすべてのことに対して調査をしています。また、お客様からの依頼内容が納期どおり納められるように、製造部に依頼し調整しています。
②お客様対応業務:お客様の求める品質を実現できるように、生産方法や品質確認方法など、対応しています。どれだけ準備や対策を行っていても、どうしても不具合が発生するケースがあります。不具合についての調査/対策/フォローを製造部管理者と実施し、不良品ゼロを目指しています。
お客様からのご要望を、製造部に寄り添いすり合わせながら進めています。
02.入社してから現在までのキャリアを教えてください。
入社後、現場研修として製造部の切削加工部門・鋳造部門に配属されました。主に大手メーカーに納めているエンジン部品の切削加工を担っていました。難しいと思ったことや、やりづらいと感じたところはすぐに上司に相談するようにしていました。この経験が、現在製造部に依頼するときにも活きていると感じています。
2019年6月からは、品質管理課に所属し、大手自動車メーカーをメインに担当しています。
03.どんな学生時代を過ごしていましたか?
大学と、夜間の専門学校に通い公認会計士/日商簿記試験1級の取得に向け勉強をしていました。結果は日商簿記2級までしか取得出来ませんでしたが、忍耐力が身につきました。居酒屋のアルバイトでは、様々なお客様とコミュニケーションを取りながら働いていました。休日はライブ鑑賞に行ったり、サークルメンバーとフットサルやソサイチの大会に参加していました。その経験で身についた忍耐力やコミュニケーション能力は社会人になってからも活かせているので、経験していて良かったと感じています。
04.なぜ、川﨑工業を選びましたか?
大学は神奈川県でしたが、地元の静岡県で働きたいという思いがありました。また、私は自動車が好きなので、自動車産業が盛んな静岡県で自動車に関わる仕事がしたいという思いもありました。そんな想いを抱えながら参加した川﨑工業の会社説明会で、先輩社員の方とお話をする機会をいただけました。業務の具体的な内容や、社員同士の関わり方まで優しく教えてくれました。大学で学んできたこととは違いますが、風通しの良さそうな会社の雰囲気で、自分に合っていると感じたため、川﨑工業を選びました。
05.川﨑工業で働くやりがいや面白さは何ですか?
私は入社4年目の若手社員ですが、お客様と直接やり取りする責任ある業務に関わっていることにやりがいを感じています。社内でも製造部と連携をとりながら改善を進めていくため、知識がないのでわからないではなく、わからないことは調べながら、自分が先導して業務を進めていくことを心掛けており、それが成功するととても達成感があります。困った時は、周りの仲間は協力的にサポートしてくれるので、助かっています。
また、傷や凹みがついた製品がお客様に届かないように、作業する方がどんな検査をしているかなどをヒアリングし、「検査時間が短いかもしれない」「今の検査方法では見落とし箇所が発生するかもしれない」など、問題はないかを調査しています。その調査結果を元に作業する方たちの困りごとや、製造部の問題点を解決した時は達成感を覚えます。
06.今後の目標や将来の夢を教えてください。
品質管理だけではなく、会社には様々な部署や組織があります。いろいろな業務に関わり、自分の出来る仕事を増やしていきたいと思っています。現在の業務ではアイデアを出し、各部署に依頼する業務が多いですが、新規受注した製品にプログラムを組んで切削したりなど、今後は改善や立ち上げを行う業務に関わりたいと思っています。
また、私はまだ他の部署と連携が足りないと感じているところがあります。いろんな他部署とコミュニケーションを取りながら、より円滑に進められるようにしたいと思っています。
07.学生のみなさんへのメッセージ!
私は、勉強・部活・遊びを通し様々な人と関わった経験が、現在の仕事に活きていると感じています。どうやったら協力しながら仕事を進められるかを日々心がけていたおかげで、苦手意識を持たずどんな人とも一緒に仕事をすることができています。学生時代に、人との接し方や、人の考え方などを学んでおくと、とても役に立ちますよ!