Kaneko yuki
2017年度入社

技術部 生産準備課

01.現在の仕事内容を教えて下さい。

私の主な仕事は、新しく開発される自動車部品をお客様と一体となって設計を行うことです。主に自動車の車両部品やエンジン部品などを3D CADを利用して設計をしています。お客様から頂いた製品の図面やモデルを社内で議論し、詳細に設計を詰めていきます。

他にも、鋳造部門の金型設計や鋳造解析の取りまとめなどを行っています。溶けたアルミを型に流し込んで成形する鋳造工程で、どういう固まり方をするのかなどを解析ソフトを用いて確認することで、不具合がでないよう対策しています。

02.入社してから現在までのキャリアを教えてください。

入社1年目は、研修として製造部へ配属されました。鋳造工程で成形した、製品になる前のアルミ鋳造品の取り出しと検査を主に担っておりました。

2年目は、アルミ鋳造品の新規部品の立ち上げや不具合対策に従事しました。品質を保つための条件をつくるために試行錯誤を重ねていました。当時、鋳造に関して全く知識がありませんでしたが、上司や先輩方に恵まれ、助けを借りながら自身を成長させることができました。

川﨑工業にはインドにも生産拠点があります。しかし、日本と比較して、インド工場のメンバーは鋳造の知識・技術に関して未熟であり、それを教えに行く目的でインド工場へ支援に行きました。自分も未熟でしたが、上司や先輩から教えていただきながら、インド工場のメンバーとコミュニケーションを取りました。当時は入社2年目ということもあり、知識は少なかったですが、勉強したことをアウトプットすることで自信がつき、川﨑工業で働く上で大きく影響を受けた経験でした。

現在は、生産準備課へ転属し、アルミ製品の生産準備を担っています。

03.どんな学生時代を過ごしていましたか?

学生時代は機械工学を学び、風力発電の能力向上に関する内容を研究していました。そこでは1つの目標に向かってグループで試行錯誤しながら物事を進めることが大変でしたが、結果が出た時には大きな達成感を覚えました。それだけではなく、趣味とアルバイトで社会経験に多くの時間を費やし、社会人になる準備をしていました。その経験のおかげで、入社後には色んな方とコミュニケーションを取ることができ、円滑に仕事を進めることが出来ています。

04.なぜ、川﨑工業を選びましたか?

私はモノづくりが好きで、かつ自動車に興味があったため、自動車部品メーカーに就きたいと考えていました。他にも自動車部品のメーカーはありますが、自動車で一番重要なエンジン部分に関わることができ、かつ「地元の静岡県で活躍することが出来る企業」であることが、川﨑工業を選んだ理由です。

05.川﨑工業で働くやりがいや面白さは何ですか?

好きな車の開発に携われることです。自分が乗っている車にも川﨑工業で生産した部品が載っており、立ち上げた苦労を知っている身としては、より愛着が湧いています。エンジンルームを開けるたびに、自分たちが生産した部品でエンジンが成り立っていることを実感でき、自分の仕事と自社製品に誇りを持つことができました。友人や家族にもエンジンルームを見せて自慢しています。

06.今後の目標や将来の夢を教えてください。

これまで所属していた部署が鋳造に関する部署でしたので、今の私は、どうしても考えが鋳造に偏りがちになってしまいます。そうならないためにも今後は少しずつ知見を広げて、自分ができることを増やしていきたいと思っています。

07.学生のみなさんへのメッセージ!

自分が何をやりたいのかを明確にして挑むと発言や行動に自信が伴います。事前に準備をしっかりしておきましょう。また、私の個人的なオススメとしては、英語は単語や文章構成くらいは勉強しておくととても役に立ちます!海外向け製品の図面や資料には英語が入っていることなどもあるので、英語の知識が役に立つシーンは多いです。